就労継続支援B型
一般企業への就労を目指す方に対して、必要な能力や知識を身に着ける職業訓練を行うことが目的です。対象は障がいや難病等のある方で、年齢や体力等の面から一般就労が困難な方をサポートする福祉サービスで、仕事内容は主に軽作業が多く、生産物に対する工賃(成果報酬)が支払われます。工賃は最低賃金を下回ることが多いですが、先ずはじっくりと自分のペースで働ける環境を提供します。
イベントやネットショップでカホンの販売
ビビッドラボオリジナルカホンの製造販売。
カホンは、ペルー発祥の打楽器です。形状は箱型で中が空洞のシンプルな構造ですが、製作工程はとても細かい作業が多く、意外に手間がかかります。みんなで作業分担をして協力し合いながら
ひとつのカホンを完成させます。カホンの使い方は本体の上に直接座り打面を叩いて音を出します。打面は叩く場所によって響きが異なりますので。本格的なパーカッションとして多様なジャンルで使用され、ミュージシャンに人気があります!
長ネギの皮むき作業
毎週月、水、金曜日は利用者さん2〜3名と支援員1名で、長ネギの皮むき作業を行います。場所はビビッドラボから車で約10分ぐらいの近い作業場です。根っこの部分を専用の機械で切断してから強力なエアーで表面の皮を剥いていきます。最後にハサミとナイフで不要な部分を切り落として完成です。こうした長ネギは、野菜直売所や飲食店の食材としても出荷されていきます。
作業時間は休憩しながら2時間で終了になります。みなさんとても集中して作業に取り組んでいます。
作業室で内職を行いながら働き方を学ぶ
毎日様々な軽作業を行いながら、就労に必要な知識や技術を身につけていきます。画像はダンボールの組み立て作業で、一見簡単そうに見えますが、作業にはそれぞれ決まりがあり、指先の力加減や手順を覚えるまではなかなか上手くいかず苦労することもあります。その他、手提げ紙袋の取手付けや厚紙の底入れ作業、ルアーに使う擬似餌のパック詰め作業など色々な仕事をこなしています。すべて納期が決まっている仕事なので、皆さん黙々と作業に集中しています。
陶芸教室で作った置物と箸置きを販売
2021.12 埼玉県セルプバザールin大宮にて、施設利用者さん達が
作った鯉のぼりの置物や箸置きを販売しました。
どれも個性的で色使いも可愛く、見ているだけでもこころ和む作品ばかりです。実際にお客さんがあれこれ手にとって、どれにしようかと迷う姿はとても印象的でした。
みんなで一生懸命に作った作品が売れた時の喜びはとても大きく「また作りたい!」「次も頑張ろう!」という、明るく前向きな気持ちになれたことは何ものにも代え難い嬉しい経験でした。次回またこの様なイベントがあれば積極的に参加したいと思います♪